阿古屋製パン 焼きたてパンの匂いがふわふわ漂う浜松のパン工場 緑茶パン

浜松駅から車で10分。
姫街道を少し走り、細い坂道を上がっていくと白い看板が現れます。
焼きたてパンの匂いがふわふわと漂う、
そのパン工場の名前は『阿古屋製パン』。

『阿古屋製パン』がパンの製造を始めたのは1847年のこと。
100年以上続いているこのパン工場におじゃますると、
出迎えてくれたのは3代目の髙橋秀行さんです。

社長の高橋さんは笑顔の素敵な朗らかな方

社長の高橋さんは笑顔の素敵な朗らかな方社長の高橋さんは笑顔の素敵な朗らかな方

大好きなパンを作り続けて30年

『阿古屋製パン』は、向かいにある直売店のほか、病院や企業などにもパンを卸しています。
その職業柄、なんと夜中の2時~3時ころには起きだして作業をするのだとか。
それでも、「パンは昔から好きだったから、まったく苦にはならないですね」

22歳のときにこのパン工場を継いでからというもの、30年以上パン職人として活躍している髙橋さんは、
根っからのパン好き。幼いころからパン製造を手伝い、20歳になると本格的に製造を学び始めました。

「つくるのに夢中になっちゃって、いつの間にか時間が過ぎているんですよね」

夜が明ける前からの仕事で人より長いはずの一日も、気づくと終わっているといいます。
そんな髙橋さんのパン作りを見学させてもらうと、そのこだわりポイントがいくつも見つかりました。

製パン工場の向かいにあるパン直売店の看板
製パン工場の向かいにあるパン直売店の看板
直売所ではかわいらしいPOPが目を引く
直売所ではかわいらしいPOPが目を引く
企業や病院にも卸しているため、毎朝たくさんのパンが出荷されていく 企業や病院にも卸しているため、毎朝たくさんのパンが出荷されていく
企業や病院にも卸しているため、毎朝たくさんのパンが出荷されていく

おいしいパン作りの秘訣

「緑茶パン」の焼き工程を見せていただきました!

発酵後、焼く直前の緑茶パンは着色料なしでこの鮮やかさ!
発酵後、焼く直前の緑茶パンは着色料なしでこの鮮やかさ!

静岡で挽いた小麦

小麦は、価格が安く手に入りやすい、という理由から外国産のものを使うところが多い中、『阿古屋製パン』は国産の小麦で、富士市で挽いているものを使用しています。 モチモチした食感は、この国産小麦を使っているから。数えきれない種類の中から、緑茶と相性の良いものを厳選しました。

余念のない温度管理

パン作りで肝となるのが温度管理。温度が異なると、他の工程での調整が大幅に変わってきてしまいます。
そのため、『阿古屋製パン』ではいくつかの部屋を使い分け、パンの種類ごとに、適切な温度で製造しているそうです。

手慣れた様子でオーブンに流していく
手慣れた様子でオーブンに流していく

一瞬の確認と時間調整

タイマーが鳴り、一度オーブンを開けて中を確認した髙橋さん。
一瞬その弾力を確かめたかと思うと、「あと2分くらいかな……」とすぐに焼きを延長。熟練だからこそなせる業です。

お茶×パンの美味しい組み合わせ

お茶は袋井の“にしたな製茶”の、パン作りに適した粉末茶を使用しています。「緑茶食パン」に含まれているお茶の量は、なんと一般的な量の2倍ほど!「お茶の量を増やすと、お茶の味がしっかりつくのに比例して、渋みが増してしまうんです」 そこから試作を重ねて出来上がったパンは……

できあがり! できあがり!

良い色に焼きあがったパンからは香ばしい匂いが…

オーブンから出てくると、
お茶と小麦の香りが立ち広がっていきます。
粗熱が取れたパンに触れると、
まさに“もっちもち”!


一口食べると、お茶の渋みは感じないのに、
しっかりとお茶の味がしました。
何を付けなくてもどんどん食が進む、自然の甘さ。

大納言入りの緑茶パンは、
その自然の甘さに大納言の甘みがプラスされて、
おやつ感覚で食べられるおいしさ
です。

ふわふわの緑茶パン
ふわふわの緑茶パン
個包装の8枚入りでお届け
個包装の8枚入りでお届け
からだにやさしいパンあります

笑顔が花咲くパン作り

先代のころから、正直、真面目にパン作りと販売をしてきた髙橋さん。
不思議な縁が重なり、多くの人に愛されて今までやってきました。
「好きなパンを作っていられるのは、幸せですね」
一切のためらいなく、笑顔で語る髙橋さんが作るのは
“ひろがる笑顔、からだに優しいパン”。
これからも、食べた人に笑顔を届けられるようなパンを作り続けます。

毎日2g、おいしく採れる

10年ほど前、医療関係に携わる方に 「一日2gお茶を採るといい」と教わった髙橋さんは、パンで無理なく採ることができないか、と考えました。そうしてできたのが「緑茶パン」です。 8枚切りだと、1枚で1g採れるそう。
おいしくて、からだにも優しくて。そんな理由で、緑茶パンは誕生したのでした。

shizumo スタッフレポート

「常に80点は出せるけど、たまに98点がついたりするんです。
大変なことがあっても、そういう美味しいパンが作れると
やっていてよかった、と思いますね」

この点数は、髙橋さんが自身で作ったパンにつける点数だそうです。
ご自身はそう言って謙遜されていましたが、スタッフが食べた瞬間、
頭には「満点」の文字が浮かびました。

その柔らかさ、お茶の風味、パンそのものの美味しさ。
それでもなお、上を目指す姿勢が髙橋さんにはあります。
真面目に、謙虚に、怠らず。笑顔が素敵な職人さんの作るパン。
何より「パンが好き」という気持ちが、美味しさの一番の秘訣なのかもしれません。

Writer:ほた子

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