なかやす牧場 自家製の牛乳と卵を使って作った安全安心で美味しい、手作りスイーツ

浜松市浜北区。浜松駅から北東にひたすら進んでいくと、ある牧場の看板が見えてきます。
牛のスマイルマークが目印のその看板通りに進んでいくと、牛舎が現れてきました!
ここで牛を育てているのは、ここ『なかやす牧場』の代表、中安千秋さんです。

動物が好き、酪農が好き。

20代前半からすでに“農業”に興味を持っていた中安さんは、一度は企業に就職したものの、2年でやめて北海道へ!それから2年間、夏になると現地で酪農を学び、そして地元に帰ってきました。
「天職だと思っちゃって」
そう笑う中安さん。動物がいる生活が楽しく、結婚後、本格的に酪農を始めたそうです。

そんな動物好きの中安さんが飼う乳牛たちを見ると、なんだかとてものんびり、快適そうです。
その秘密をこっそり聞くと、美味しさの秘訣がだんだんとわかってきました。

写真:『なかやす牧場』代表の中安千秋さん

のんびり、ゆったり

牛舎と聞くと、まずイメージするのは身動きがとれないスペースで餌を食べる牛の姿。
でも、『なかやす牧場』の牛たちは、気ままに歩き回ったり腰を下ろしたりして、とってもリラックスしています。
元々は狭い敷地だったそうなのですが、牛たちにとってストレスになる環境を是としなかった中安さんは、「広いところで飼ってやりたい」そんな気持ちから、敷地を拡げ、今のように牛たちが動きやすい空間を作りました。

写真:牛はいろんな表情を見せてくれます
▲ 牛はいろんな表情を見せてくれます

おいしく、たっぷり

また、中安さんが牛にあげる飼料は、発酵させたトウモロコシやオカラなどを混ぜたもの。
実はこのトウモロコシ、近くの遊休農地を借りて作っているもの。そして牛から出たフンは、トウモロコシ畑の堆肥になっているんです。こうして循環させることで、安心・安全な飼料ができています。
またその飼料も、子牛、出産前などで変えているそう。牛1頭1頭の状態を把握して、最適な栄養分になるように調整をしています。

写真:白く包まれているのはトウモロコシを発酵させたもの。飼料は何種類もあります。
▲ 白く包まれているのはトウモロコシを発酵させたもの。
飼料は何種類もあります。

工夫も、しっかり

夏になると、自分で汗をかけない牛は、体温が上がるのを嫌がって食事の量が減るのだそうです。そのため、中安さんは食欲を出すために“鉱塩”という固形の塩を混ぜてやるんだそう。
無理たくさん食べさせない代わりに、栄養価の高いものを工夫して食べさせることで、牛は一年間、健康な体を保っているんですね。

写真:由に動き回れるゆったりとした敷地
▲ 自由に動き回れるゆったりとした敷地

“牛にとって”良いことを

中安さんがこういった工夫を行っているのも、“牛本位”で日々、動いているから。
「牛が人間に合わせるんじゃなくて、牛に合わせてやりたい」
だからこそ、中安さんの育てる牛は、ストレスなく、快適な生活を送っているのです。

写真:空気が回るように換気扇を何台も設置しています

新鮮な牛乳は、新鮮なスイーツに

そんな中安さんの牛から搾られた牛乳は、パック詰めにされて市販されるほか、自家製のアイスやプリンに変身していきます。 搾ったばかりの新鮮な牛乳を使用することはもちろん、その他の原材料、そして衛生面に関しても、中安さんは一切手を抜きません。

“ここだけの味”をつくること

スイーツづくりに使用する「卵」も、牛舎の隣にある自家飼育の鶏の卵を使用。
また、バリエーションのあるアイスの味も、そのほとんどが手作り。例えば生キャラメルも、ラムレーズンも、クリームチーズも、自らの手で作っています。チョコレートに至っては、なんとカカオ豆から作るそうです。

この“手作り”にここまでこだわるのは、選択肢があふれる世の中で、せっかく手に取ってくれたお客さんに対して、「“ここにしかない味”を提供したい」という強い想いがあるからこそ。
「流通しているものを使ったら“どこかの味”になっちゃうから」
決して妥協しない、中安さんのこだわりです。

写真:牛舎のすぐ隣には養鶏場も
▲ 牛舎のすぐ隣には養鶏場も

美味しさは“安心”から生まれる

『なかやす牧場』で作られるスイーツは、その製造工程で洗浄や消毒、除菌などが徹底され、調理器具や作業する人の衛生面に関しても、厳しい管理がされています。
安心、安全な環境があるからこそ、中安さん自身が自信を持って出すことができる正真正銘の“なかやす牧場の味”になるのです。

“美味しい”を届け続ける

安心であること、安全であること、そして美味しいこと。
『なかやす牧場』のそんな噂を耳にして、牧場に訪れる人も多いそうです。
「目に見えるのことが、一番の安心」
そう断言する中安さんは、夏の日射しが照り付ける日も、凍えるような冬の日も、動物や食べてくれる人たちの、その思いに応え続けています。

写真:すぐそばの直売所では各種スイーツが食べられます
▲ すぐそばの直売所では各種スイーツが食べられます

shizumo スタッフレポート

雌牛は搾乳できる期間が限られているため、そのサイクルを回していかなければなりません。月に2頭ほどが出産するという『なかやす牧場』では、夜中などに出産に立ち会うこともしばしばあるそうです。生き物と一緒に暮らしていくということは、決して簡単なことではないんだな、と改めて感じました。
それでも、牛や鶏について我が子のように話す中安さんを見て、その大変さ、そしてそれ以上の喜びを分けてもらったような、そんな気持ちになりました。

Writer:ほた子

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