酪農王国オラッチェ
静岡県田方郡、函南町。
東京から車で2時間、360°山に囲まれた、自然豊かな盆地に現れたのは
赤い屋根が印象的な、『酪農王国オラッチェ』です。

日常に埋もれた感性を取り戻す。
ここは自然の王国、オラッチェ

平成9年にオープンしたこの王国は、丹那盆地という四方を山々に囲まれた観光牧場。
乳牛の他にも豚、ロバ、ヤギ・ヒツジなど、さまざまな動物と触れ合うことができます。
さらにチーズ・バターなどの乳製品やジャム・ジュースを作る工房、さらにビールの醸造所まで併設。
丹那の魅力を余すところなく味わえる施設なんです。
お話を伺ったのは、営業管理部部長の西村悟さん

▲ロバのメルシー。
沢山の動物と気軽に触れ合えます。

▲乳しぼり、野菜の収穫体験。バター作りなど
季節ごとのイベント盛りだくさん

▲地物を使用したレストランや
花の温室、ハーブ園、工房など施設も充実

人も、モノも、場所も。丹那の資源をまるごと活かす。
人も、モノも、場所も。
丹那の資源をまるごと活かす。

『オラッチェ』で生産・販売するのは、そのほとんどが地域の資源を利用したもの。
丹那盆地で酪農が始まったのは明治時代。
酪農の里として牛乳を生産し、県東部の学校給食などでも広く使われています。
そんな丹那の乳牛から搾乳し、新鮮なまま加工したチーズやバター、お菓子を作り、
地元の野菜を楽しめるレストランやBBQ場もあります。

巡り巡る、丹那の恵み

『オラッチェ』の取り組みはそれだけに留まりません。
例えば、休耕地(作物を作らなくなった畑)になった畑の再利用だったり、
"循環型農業"と呼ばれる、地域の農産物を牛に与え、その牛ふんを堆肥にし、そこからまた農作物が育つ
資源を地域内で回していく環境に配慮した取り組みをおこなったり、再雇用・障害者の積極的な雇用を進めたり。
「地域の資源をもっと掘り起こしたい」という西村さんの言葉通り、
この『オラッチェ』は、丹那の人やモノを最大限に活かすための、中心的な役割を担っています。

工場⇔牧場が200m?! おいしさの秘密
工場⇔牧場が200m?!
おいしさの秘密

指定酪農家の一つである『片野牧場』と、牛乳工場の『丹那牛乳』との距離はなんと200m!
その他の指定牧場も半径2km以内にあり、搾乳したらすぐに牛乳にするため
フレッシュさが全く違います。
さらにその牛乳工場は『オラッチェ』に隣接しているので、新鮮なまま加工品も出来上がるのです。

低温殺菌牛乳 [ノンホモジナイズド]

65℃の低温で30分かけて殺菌。生乳に近づけるため、 脂肪球をあえて均一化していないので、 飲むときはよく振ってから!成分はもちろん無調整。 なめらかでさっぱりしているのに、生クリームのような味わいに驚きます!

飲んでやさしいヨーグルト

香料や安定剤は一切不使用。遺伝子組み換えをしていない飼料を使った安心、 安全な飲むヨーグルト。愛飲するリピーターの方も多いこのヨーグルト、 すっきりした牛乳と砂糖の甘みでゴクリと飲み干せちゃいます。

まだまだあります!こだわりの商品たち
まだまだあります!
こだわりの商品たち

【南箱根のゴーダチーズ】
2ヶ月熟成させた、限定手造りチーズ。
苦味のないまろやかな味です。
表面は赤いワックスで品質を保っています。
【地ビール】
”伊豆エール”は、自社栽培の二条大麦を使用。
”風の谷のビール”シリーズは、
有機ビールとしてオーガニックの認証を受けています。
【加工品】
丹那牛乳たっぷり使った加工品たち。
クッキー、タルト、ドーナツなどの焼き菓子や
真っ白なチョコレートなど。

コンセプトは、”おもてなしをしないおもてなし。”
コンセプトは、
”おもてなしをしないおもてなし。”

「東京から2時間で来れるこの場所で、デジタルから抜け出して来て欲しい」と西村さん。
動物に餌をあげるも良し、搾りたて牛乳のソフトクリームで舌鼓を打つもよし、
何もせず、花の温室でぼんやりするもよし。
”食育” ”オーガニック”、”健康”、そして…”癒し”。
人の豊かさに繋がるキーワードが、『オラッチェ』には集約されています。

『大きく息を吸えて、肩肘張らずにいられる場所』

取材をきっかけに『オラッチェ』を初めて訪れたとき、私が感じた第一印象です。
星を見るのに建物に邪魔されない。周りを気にして着飾る必要もない。
楽で、それでいて楽しい。そんな場所って、探してみると意外と少ないような…。
「この小さなコミュニティで、理想郷を作りたい」と西村さんは話してくれました。
心のデトックスをしたくなったら、しばしこの王国の住人になろう、と心に決めたのでした。

Writer : ほた子

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