ピュアグリーンリテール

富士山と茶園の恵み

富士市、大淵地区。北には眼前いっぱいの富士山、南に向かえば駿河湾。
自然に恵まれたこの土地で、旨味たっぷりのお茶を作っている人たちがいます。
それが『ピュアグリーン』。富士市の専業農家7人で運営する、農事組合法人です。

『ピュアグリーンリテール』の清水領二さん
『ピュアグリーンリテール』の清水領二さん

栽培から販売まで

今回お話を聞いたのは、『ピュアグリーンリテール』の清水領二さん。

“リテール“は英語で“小売り”。

自社で製茶工場を持ち、『ピュアグリーン』で採れた茶葉の加工や販売をしています。
清水さんはこの富士市に生まれ、幼いころからお茶畑や農地に囲まれて育ってきました。

「会社員が性に合わなくて」

そう笑って話す清水さん。いったんは企業に就職したものの、毎年新茶の繁忙期には『ピュアグリーン』でアルバイトをしていた経緯もあり、いつしかお茶の世界に足を踏み込んでいたとか。

富士山の麓で育てています

日本一の山、がもたらす恵み

お茶の栽培は、「“土”が大事」。そう清水さんが言うように、“土壌”は、その茶葉の品質を決める一つの大きなポイントです。

全部で25haにわたり広がっている『ピュアグリーンリテール』の茶畑は、富士山の火山灰の影響を受けた“黒ボク土(くろぼくど)”と呼ばれる、お茶の栽培に適した土壌なんだそうです。

それに加えて、ここは山麓の高い標高や富士山の伏流水など、お茶にとっての好条件がそろった土地。

富士山の恵みを授かりながら、『ピュアグリーン』のお茶は育っています。

かぶせの風景

逆境をチャンスに

そんな環境に恵まれた『ピュアグリーンリテール』のお茶ですが、 実はその土地柄、“遅場所”という課題を持っていました。

これは他の地域に比べて新茶が収穫できる時期が遅いということ。

そのため“新茶”を売り出すピークが他より遅く、以前は手に取ってもらえること自体が少なかったそうです。

“他と差別化するには、どうしたらいいんだろう”

そう悩み、考え抜いて浮かんだのが“かぶせ茶”という製法でした。

摘採機で表面だけを摘み取っていく

『ピュアグリーン』のかぶせ茶は……

“かぶせ茶”は、茶摘み前にお茶の木をネットで覆って日光をある程度遮ることで、茶葉の持つ“旨味”や“甘み”を引き出していく製法。

こうすると、茶葉の色味も濃くなり、渋みも軽減されます。

しかし通常より手間と時間は何倍もかかるため、『ピュアグリーン』がこの製法を始めた10年ほど前は、近隣でもこの製法を採用しているところはほとんどなかったそうです。

『ピュアグリーン』では、茶摘み前の10日~2週間ほど黒いネットで覆い、また茶摘みぎりぎりまでネットは取りません。
また、茶摘みの際には、専用の機械で表面の新芽だけを丁寧に摘み取っていきます。

中心から左は「かぶせ」あり、右は「かぶせ」なし

オリジナル、を創ること

こうして毎年できる“かぶせ茶”ですが、その裏側では

「何色のネットが一番良いんだろう」「被せる期間はどのくらいだろう」

など、育て方について常に模索し栽培してきたといいます。

他の真似事ではなく、“ピュアグリーンらしい茶葉を創り出すため”に、試行錯誤を重ねて出た答えが、毎年のかぶせ茶の味になっていきます。

製茶工場の敷地内にある直売店には富士のお茶がずらり

本当の美味しさは日常に隠れている

そんな『ピュアグリーン』の“かぶせ茶”は、きれいな濃い緑色をしています。

一口飲めば、甘み、旨味のある味わいが口に広がる一方で、きちんとお茶らしい“渋み”も残っています。

『ピュアグリーン』の“かぶせ茶”は、甘さだけを追い求めるのではなく、

何杯飲んでも飽きないような、日常の中にある“おいしいお茶の味”を追求した味なのです。

着色料を一切使っていないというから驚き
ケーキも濃厚なお茶の味が楽しめます

食べ比べて、楽しんで

そんな『ピュアグリーン』のお茶を、別の形でも表現できないか……。
清水さんがそう思って考案したのが、“緑茶アイス”。

そしてこの緑茶のアイス、よく見ると種類があるんです。
「ピュア緑茶」、「特濃緑茶」、そして「特特濃緑茶」……。
そう、これは入れる茶葉の量を変えた、“食べ比べ”ができるアイス。

“『お茶』を味わってほしい”

同じ茶葉でも、使用量によって味の変わるこのアイスは、
お茶農家が作ったからこその、味わい深い仕上がりになりました。

*実際に食べ比べてみると、その味の違いは歴然!
茶葉の粉末が「ピュア緑茶」の3倍だという「特特濃緑茶」は、お茶の旨味と渋みがきちんと表現されていました。
お茶好きにはたまりません。

やぶきた茶葉のジャムは、渋みがなくて優しい口あたり

楽しみ方は“和”だけじゃない

さらに別の形になったのが“ジャム”。

“かぶせ茶”を贅沢に使用した「お茶ジャム」や、やぶきた茶で作られた「やぶきた紅茶ジャム」。
パンやヨーグルトにかけても、紅茶はジンジャーティーに入れても。

“新しいけれど、日常に添えられるものを”

今までとは違った角度で“お茶”を楽しむための、お茶農家『ピュアグリーン』からの提案です。

新茶の時期が近づくと一面がきれいな緑色に

山に、お茶に、出会いに感謝

『ピュアグリーン』の理念に、こんな一節があります。

“富士山と茶園の恵みに感謝し、人との出会いを大切にする”

茶園を育む環境に感謝しながら、お茶を通した人々との出会いに感謝すること。

“かぶせ茶”の魅力を、そして“お茶”そのものの魅力を伝えるため、 『ピュアグリーンリテール』は、 “お茶”のおいしさを人々に届け続けていきます。

shizumo スタッフレポート

『ピュアグリーン』の製茶工場、そして敷地内の直営店は、インターを降りた後、しばらく坂を上った場所にあります。
聞けば、ここは“標高100m”!目の前にそびえ立つ大きな富士山に驚くも、この辺りの人にとっては「日常のこと」だと笑って話してくれました。
富士山の麓で採れた『ピュアグリーンリテール』のお美味しい茶は、何よりも“静岡”を感じることのできる一杯なのかもしれません。

Writer:ほた子

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